中学校で2年生に課題解決学習の授業を担当しました
2024年11月 1日
当社は大阪市立美津島中学校(淀川区)で2年生約120名を対象に、「課題解決学習」の授業を担当しました。本学習において当社は、アイデアの創出に向けたワークショップやプレゼンテーションの授業を実施しました。
これは当社が参画している「子どもウェルネス創出事業化コンソーシアム」の取り組みの一環として、淀川区役所の協力のもと実施しています。
本学習は2022年度から実施しており、これまでの実績により2024年8月に「第18回 キッズデザイン賞」を受賞しております。受賞内容などは、コチラをご参照ください。
■ 課題解決学習の目的 ■
大阪市立美津島中学校の本学習の主な目的は、商品(解決策)の企画書づくりとそのプレゼンテーションを通して、生徒がこれからの社会で必要な力をつけることです。企画立案をする中で、課題の解決に向けてその原因や背景を考え、互いに相談しながら解決策を見出し、それをプレゼンテーションで分かりやすく伝えることです。
また「子どもウェルネス創出事業化コンソーシアム」としては、上記の取組みを通じて現在の中学生のウェルネスに関する実態を把握し、子どもたちの健やかな成長に寄与するソリューションを創出することがねらいです。
■ 課題解決学習の実施内容 ■
① 本学習の導入・ポイント(2時限分)
② 企業から課題設定の目的等の説明(1時限分)
③ プレゼンテーションの仕方について(1時限分)
④ 企画書づくり(10時限分)
⑤ 最終発表に向けてのリハーサル等(3時限分)
⑥ 最終発表(2時限分)
■ 当社が担当した授業について ■
上記①と③の授業を担当しました。
上記①(2024年10月8日実施)では、キャリア教育の一環として「将来の仕事」や「イノベーション」について中学生に考えてもらい、その後、テーマに基づいて考えを深めてもらうため生徒間でディスカッションを促すワークショップを行いました。ディスカッションについては、デザイン思考ワークショップをアレンジして授業を行いました。
上記③(2024年10月23日実施)では、生徒が企画書作成の道筋をつくるべく、発表するときの姿勢や伝え方、わかりやすい発表資料の作成方法について解説しました。
これから2024年12月まで、生徒のみなさんには校内の最終発表に向けて、チームで協力して中学生ならではのアイデアを創出し、それを分かりやすく伝えるプレゼンテーションを考えていただきます。それを本学習に参画している企業とともに、フォローしていきます。
■ 子どもウェルネス創出事業化コンソーシアムとは ■
大阪公立大学健康科学イノベーションセンターの水野敬センター副所長を座長とし、2013年度から活動開始しました。子どもたちの健やかな発達に資する科学的エビデンスに基づくウェルネスソリューションの創出と事業化促進を目的としています。
<主催>
大阪公立大学 健康科学イノベーションセンター
<参画企業> 2024年10月現在(50音順)
株式会社学研エデュケーショナル、株式会社カネカ、認定特定非営利活動法人健康ラボステーション、株式会社COPELコンサルティング、住友生命保険相互会社、積水ハウス株式会社、株式会社ダスキン、株式会社ボーネルンド、株式会社ロッテ
<詳細>
大阪公立大学 健康科学イノベーションセンターのホームページをご覧ください。
https://www.omu.ac.jp/orp/chsi/index_8.html