第18回キッズデザイン賞を受賞しました
2024年8月 21日
当社が参画している「子どもウェルネス創出事業化コンソーシアム」の取り組みが、第18回キッズデザイン賞「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」を受賞しました。
■ 受賞内容 ■
2023年度に実施した「課題解決学習プログラム ~産学連携での社会課題解決による非認知能力の育成~」の取り組みが、「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門 コミュニケーション サイエンスカテゴリー」を受賞しました。
本取り組みは、子どもウェルネス創出事業化コンソーシアムと大阪市淀川区役所が共同で実施しています。現在の中学生のウェルネスに関する実態を把握し、子どもたちの健やかな成長に寄与するソリューションを創出することを目的として、2023年度は大阪市立美津島中学校2年生 約150名を対象に9月~12月に実施しました。
本学習の目的は、生徒自身が健康や生活習慣の課題をもとに、企業が提示した課題の解決に向けて、その原因や背景を考え、生徒が互いに議論しながらアイデアを出し、それをプレゼンテーションで発表することで、これからの社会で必要な力を身に着けることにあります。
当社は本取り組みの中で、デザイン思考を基にしたディスカッションの授業と、プレゼンテーションの仕方について授業を行いました。
実施時の詳細は、コチラをご参照ください。
生徒たちへの上記取組み後のアンケートでは、「自分の良さを見つけられましたか」、「自分なりの目標を具体的に決めて、その目標に向かえそうだ」、「今取り組んでいることを、さらに良くしようとできそうだ」などの非認知能力の向上に関するすべての項目において、7~9割以上が肯定的な回答でした。また、本アンケートのなかで「話し合いの大切さや友達と協力することの大切さを学んだ」「人それぞれ幸せの感じ方は違うことがわかった」「みんなで協力することで、良いものが作れることがわかった」といった感想がありました。
■ 子どもウェルネス創出事業化コンソーシアムとは ■
大阪公立大学 健康科学イノベーションセンターの水野敬センター副所長を座長とし、2013年度に活動を開始しました。子どもたちの健やかな発達に資する科学的エビデンスに基づくウェルネスソリューションの創出と事業化促進を目的としています。
<主催>
大阪公立大学 健康科学イノベーションセンター
<参画企業> 2024年8月現在(50音順)
株式会社学研エデュケーショナル、株式会社カネカ、特定非営利活動法人健康ラボステーション、株式会社COPELコンサルティング、住友生命保険相互会社、積水ハウス株式会社、株式会社ダスキン、株式会社ボーネルンド
<参画機関>
帝塚山学院大学
<詳細>
大阪公立大学 健康科学イノベーションセンターのホームページをご覧ください。
■ キッズデザイン賞とは ■
キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設されました。
子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象です。